高校バスケットの3年間の集大成でもある
「ウィンターカップ」が先日終了しました。
2020年度は新型コロナウイルスの影響で、
インターハイ、国体が中止となり、
ウインターカップが最初で最後の全国大会でした。
それだけに、とても白熱した試合が多く、
高校3年間の集大成をどのチームの発揮しており、
感動しました。
その中でも一際目立った選手がいました。
東山高校(京都府)のキャプテン
「米須玲音」です。
バスケット界期待の若手に注目してみました!
米須玲音 プロフィール
プロフィール
名前:米須玲音(よねす れおと)
生年月日:2003年1月14日
出身地:長崎県 松浦市
高校:東山高校(京都府)
身長:176cm
ポジション:ガード
兄の楽人(がくと)さんの影響でバスケを始め、
中学時代には全国大会にも出場しています。
東山高校は全国屈指の強豪校であり、
米須選手は1年生の頃からレギュラーとして活躍していました。
米須玲音 高校時代
東山高校での活躍を見てみましょう!
河村勇輝との試合
米須玲音という名前が全国区になったのは
2年生からではないでしょうか。
2年時のウインターカップでベスト4まで進み、
チームの司令塔として活躍しました。
準決勝では当時の絶対王者
「福岡第一高校」と対戦しました。
米須選手のマッチアップの相手は1学年上の
高校No.1プレイヤー
『河村勇輝』選手でした。
両ポイントガードとして、
得点、アシストだけではなく
チームを勝利に導けるかどうかの戦いでした。
結果は71ー59で
福岡第一高校の勝利。
2人の得点、アシストのスタッツは
河村(福岡第一):25得点10アシスト
米須(東山):10得点7アシスト
チームの勝利、個人の得点、アシスト
河村選手に軍配が上がりました。
それでも、前半は東山が38ー28でリードするなど、
互角以上の戦いを見せていました。
しかし、流れを変えたのは河村選手。
得点が欲しいときに必ず決めきるといっていいほどの
決定力には驚かされますね。
逆に、劣勢の時間に米須選手はゴール、アシストを
なかなかできませんでした。
結局この試合に勝った河村選手率いる
福岡第一高校は優勝を遂げています。
東山と福岡第一の試合終了後には、
河村選手から米須選手へ
『来年、絶対優勝しろよ』と声をかけるシーンがありました。
米須選手の実力を認めているからこその
発言だったでしょう。
なかなか敵のチームにこの発言は
できませんよね。
私なら、母校が優勝してほしいです笑
試合に敗れはしましたが、
米須選手にとってはさらなる成長のきっかけになった
試合のように思えました。
3年時 ウインターカップ
米須選手が3年生となると同時に
東山高校は全国大会の優勝候補となりました。
しかし、コロナ禍となり試合はおろか
練習すらもできない日々でした。
高校バスケットの3大大会の2つ、
インターハイ、国体も中止となり、
残された全国大会はウインターカップのみでした。
最後のウインターカップで
米須選手は輝きます!
東山高校は順調に勝ち進み、
準決勝では、京都府予選で負けた
『洛南高校』にも20点差で勝利しました!
遂に決勝の舞台まで上がってきた東山高校。
相手は、NBAプレイヤー八村塁選手の母校
『仙台大明成高校』でした。
結果から言うと72対70で
仙台大明成が優勝しました。
初優勝を目指した東山高校は
あと一歩届きませんでした。
しかし米須選手の凄さを感じる場面を
目の当たりにすることができました。
最終クオーター残り16秒で
米須選手が獲得した3本のフリースロー。
点差は3点差で負けている場面。
1本でも外したら
負けが決まってしまうほどの状況下。
プロでもこの状況下で3本とも決めれる選手は
多くはいないと思います。
その中で米須選手は
見事3本全て成功させました!
https://twitter.com/jsports_wc/status/1343872122624471040?s=21
このフリースローを見て、
改めて米須選手の凄さ、そしてこれからの期待を感じ取ることができました。
技術面が素晴らしいことは分かっていましたが、
メンタル面の強さも分かる場面でした。
惜しくも2点差で負けはしましたが、
大会ベスト5に選ばれるなど、
最後の全国大会で大いに実力を発揮しました!
米須玲音 卒業後の進路
日本大学で日本一に
米須選手は卒業後、
『日本大学』に進学が決まっています!
大学では、高校時代に成し遂げれなかった
日本一を是非勝ち取って欲しいですね!
河村勇輝選手などを要する
スター軍団『東海大学』との対戦が非常に楽しみですね!
卒業前にプロ入り!?
なんと、卒業前に
Bリーグの強豪チーム
『川崎ブレイブサンダース』に加入しました!!
特別指定選手での加入ではありますが、
高校在学中にプロ入りは、
昨年の河村勇輝選手以来2人目です!
米須選手のプレーは
高い評価されていると思っていましたが
高校在学中のプロ入りには驚きました。
プロの選手と一緒にプレーすることにより、
一回りも二回りも大きく成長しそうですね!
【川崎に加入】またも鮮烈な高校生Bリーガーが! なぜ米須玲音は美しいロングパスをドンピシャで通せるのか(青木美帆)#バスケ #バスケットボール #Bリーグ #米須玲音 #川崎ブレイブサンダース https://t.co/yJjBvO9mQw
— Number編集部 (@numberweb) January 15, 2021
これからの米須選手の活躍に
期待しましょう!
今回はここまでとさせていただきます。
ご覧いただきありがとうございました。