こんにちは!コービーです!
先日、さいたまスーパーアリーナにて、
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN〜K’FESTA3〜」
が開催されました!
コロナウイルス感染の影響により直前まで開催が危ぶまれましたが、
最大限の予防策を講じて大会が開催されました。
開催にあたり、賛否両論あります。
なにが正解かは分かりませんが、
選手達の試合からは、感動、元気を貰うことができたのも事実です。
その中でも、K-1のエース
武尊選手の試合、発言が印象に残ったのでまとめていきたいと思います。
そして、武尊選手と那須川天心選手の試合が実現するのかを考察してみました!
K-1 スーパー・フェザー級/スーパーファイト 武尊 vs ペッダム・ペットギャットペット
【K'FESTA.3】3.22(日)さいたま
スーパーファイト
〇武尊( @takerusegawa )
[2R KO]
×ペッダム・ペットギャットペット☆K-1オフィシャルサイトにて速報中!
詳細=https://t.co/mbFx1lrrgg #k1wgp #サンテンニイニイ pic.twitter.com/wv7HUfghBK— K-1【公式アカウント】 (@k1wgp_pr) March 22, 2020
武尊選手と言えば、
前人未到のK-13階級制覇を果たした絶対的エースです。
今回は、ISKA王者とのダブルタイトルマッチの予定でしたが、コロナウイルスの影響により、
来日不可となったため、急遽対戦相手が変更されました。
代打として出場したペッダム・ペットギャットペット選手は
元ムエタイチャンピオンで通算140戦ものキャリアを持つ強敵です。
試合は武尊選手の強さが際立つ内容でした。
ローキックの威力とスピードが、他の選手とは桁違いでした。
一回のローキックで、2発、3発と複数のキックを放つ技術は
今大会、武尊選手ぐらいしかやっていなかったように思えます。
そして、相手が少しでもダメージを負っていると分かれば、パンチの連打。
なかなか武尊選手ほどのラッシュは見られません。
ラッシュの中でも、ボディーブローを含めるなど
パンチを打ち分け、的確に当てる技術は一級品ですね!
2RKO勝ち!
見事というしかない試合展開でした!
ペッダム選手はムエタイのベルトを取るほどの実力者なのですが、
こんな完璧に勝ってしまうとは思いませんでしたね!
怪我を乗り越え、更に強くなった武尊選手が見れて良かったです!
武尊 K-1を背負う覚悟
ペッダム戦の試合後の発言は込み上げてくるものがありましたね。
https://twitter.com/22jazz543/status/1241694660654845954?s=21
試合後の武尊選手のマイク
「本当になんかいろんなことが、、、
大変なことっていっぱいあると思うんですけど、
格闘技って本当に人にパワーを与えられるスポーツだと思っていて、
こんな状況でもやって(開催)いろんなこと言われますけど、
やっぱり格闘技ってすごいスポーツだと思うんで、、、
格闘技でもっとたくさんの人にパワーを与えていきたいです僕は。
今日言うなって言われてたんですけど、やっぱり今こそ。
こういう時だからこそ格闘技がにんなにパワーを与えていけると思うんで、
もう団体とか関係なく、格闘技で日本中、世界中もっとでかく元気にしていきたいし、
もっとパワーを与えていきたいんで、、、
でも沢山の人の応援があってのことだと思うんで、
これからも格闘技全体を応援してもらって、
必ずでかい大会やりますんで、
皆さんその時はもうK-1とか他団体とか関係なくみんなで応援しにきて、
みんなで白熱して、みんなでパワーをもらって帰って下さい。
それに向けて頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。
格闘技最高!!」
泣きながらの発言でした。
武尊選手がどれだけの思い、覚悟をもって、
試合に望んでいたかがわかる発言でした。
そして、K-1という大きな看板を
1人で背負い込んでいるということです。
武尊選手は、
日本中、世界中が盛り上がった昔のK-1を再び作るために努力しています。
K-1のエースとして負けられない。
そして新生K-1を盛り上げるために、練習以外の時間は、
取材対応やTV番組の出演などプライベートの時間を割いてまで行動しています。
それだけ、実力と知名度がK-1選手の中で1人だけ群を抜いています。
そのこともあり、多くの批判コメントや要望なども、武尊選手のもとに届きます。
そして、今回の発言にもある、
「団体とか関係なく」
この意味は以前から言われている
「神童」那須川天心選手との対戦のことですね。
このことについても、ネットやSNSであることないことを、
武尊選手に対して言われます。
今回の発言は、今まで自分の中に飲み込んでいた思いが、
溢れでたのかなと思いました。
この武尊選手の思いを各団体は受け取ってほしいですね。
武尊 VS 那須川天心 実現するのか!?

これは、日本の格闘技ファンなら誰もが見たい対戦ですよね!
キックボクシングの頂点はどっちなんだ!?
気になりますよね!
しかし、以前から対戦が期待されていましたが全く実現する気配がありませんでした。
やはり、K-1とRIZINの団体の壁が大きいようです。
同じキックボクシング競技なのに、選手とファンが望んでいる試合ができないというのも、
なにか腑に落ちませんよね。
那須川天心選手は昨年の試合後のリング上のマイクで、
「武尊選手、K-1陣営に言いたいことがあります。
自分にはまだまだやりたい未来がたくさんあります。
皆さんの声き答えるのが選手だと思いませんか?
僕は逃げも隠れもしない。
SNSに書き込んだりするならさっさと正式に話を下さい!」
と発言し、開催が期待されました。
しかし、別の試合の会見では
「もう武尊選手と関わる確率はないと思うし、僕もそこまでやりたいとは思わない。」
と衝撃的な発言をしました。
K-1サイドとの交渉がなかなか進まなかったことが影響して
このような発言になったと思われます。
このことに対し、武尊選手は公の場での発言はK-1サイドから止められており、
なかなか返答がなく、ネットやSNSでは
「武尊が天心から逃げている」
「負けるのが怖いから武尊が試合拒否している」
などと、批判されていました。
しかし、対戦を1番に望んでいるのは武尊選手なのです。
その思いが今回の試合後の涙のマイクになったと思われます。
武尊の試合切なかったな。
「団体」の壁はそれなりの事情で、
壁を壊すのは難しいと思うけど、
運営としてそこで活躍する選手を泣かせてしまう事はあってはいけないと思う。選手ファーストじゃないとあかんと思う。難しいけど。
『K-1最高』から『格闘技最高』
に変えた気持ちくみ取ってあげてほしい。 pic.twitter.com/RteJqfkXG4— 森晋之介@Addrust〜大阪メンバー愛発信中〜 (@saiya0318saiya) March 22, 2020
K-1のレジェンド、魔娑斗さんからは
「選手のやりたい試合を叶えさせることも大人達の役目。
武尊の格闘技人生、悔いのないようにやらせてあげたい。
武尊のやりたい試合、やれるチャンスがあるならみんなで叶えてあげたい。」
魔娑斗さんの言葉ということで重みが違いますよね。
昔のK-1を引っ張ってきたレジェンド、格闘技界に大きな影響を与えた人なので
期待していいと思います。
武尊選手は今年が格闘技人生のピークにする。
1番やりたい選手と試合をする。
と発言しているので、年内の開催に向けて各団体が動くかもしれません。
私の予想では、
大晦日に K-1vsRIZIN
キックボクシングルールの大会が開催されると思っています。
そうなったら、昔のK-1以上の盛り上がりがあるかもしれませんよね!!
団体の壁や大人の事情があるのかもしれませんが、
今回の武尊選手の涙のマイクを聞いて、
考え方が変わってくれればいいなと思っています。
選手ファーストの団体を作り上げてほしいですね。
まとめ
K-1年間最大イベント「K’FESTA3」での武尊選手の活躍は圧巻でした。
K-1の絶対的エースというのを証明する戦いぶりでした。
試合後のマイクでは、感慨深い発言でした。
今後のK-1とRIZINの団体がどのように動いていくのか楽しみです!
武尊選手が望む試合が1試合でも多く開催されればいいなと思います。
今回はここまでとさせていただきます。
ご覧いただきありがとうございました。

K1 最大イベントK’FESTA3が開催!! 見どころ その①
K1 最大イベントK’FESTA3が開催!! 見どころ その②